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オープニング

オープニング企画1&2

為末氏、米倉氏はともに、「自分で考え、行動する」という本質が共通項ではあるが、 スポーツマン的視点からのアプローチと、学術的視点のそれとの違いを炙り出すのも狙いのひとつである。



『常識をぶち壊せ』という今回のプリントネクストにおいて、何が常識なのか? 何をぶち壊すのか? といった疑問がまずは頭に浮かぶのではないだろうか?我々のメッセージの本質は、非常識なことを勧めるということではなく、従来にない視点を持ってもらいたいというものである。  今回の基調講演には、世界陸上メダリストの為末大氏を招き、「ホモルーデンス」(ホイジンガ著)に感銘を受け、ヒトの本質である「遊び」を取り入れながら、従来にない練習スタイルを独自で行い、結果を残してきた氏の視点と思考を学び、「遊びは夢中で出来るが、仕事に夢中になっているか?夢中になれるか?」を問いかける。  また、基調講演後には、一橋大学教授の米倉誠一郎氏のファシリテートによるパネルディスカッションをプリントネクストメンバーとで行い、氏の言われる「創発的破壊」についての見識を深め、我々が今後当事者意識を持って、また業界を越えて日本のリーダーになるためにはどうしたらよいか?を探る。

講師プロフィール 為末 大 (ためすえ だい)

経歴:1978年広島市出身の男子元陸上競技選手・400mハードル日本記録保持者で、3度の五輪に出場し、日本の陸上競技をけん引してきた。4度目の五輪出場の夢は断たれて引退した。実業団選手を辞めてプロ化した孤高の侍ハードラー。現在はスポーツコメンテーター・タレント・指導者として活躍中。


為末 大

講師プロフィール 米倉 誠一郎 よねくら せいいちろう

経歴:1953年東京生まれ。一橋大学イノベーション研究センター教授・プレトリア大学GIBS日本研究センター所長・日本元気塾塾長。一橋大学卒・ハーバード大学博士。「創発的破壊―未来を創るイノベーション」著者であり、日本の未来、日本人の未来は、当事者意識からおこるイノベーションが大事であり、世界から見た日本の立ち位置等の話と、各ブロックの代表者によるパネルディスカッションで未来を生きる為に必須と思われる見識を頂く。


米倉 誠一郎